子ども写真の撮り方本、やっと下版(※)しました!

こんにちは。ご無沙汰しています。
今年の夏はとても暑かったですね。

前回の更新が7月20日。
書籍の原稿執筆・作例撮影、出来上がったデザインの校正、再校正、最終校正、とやっている間に、息子の夏休みも終わっていました。

9月20日発売なんですが、9月3日の夜に下版(※)しました!
こんなにギリギリまで!?とビックリしましたが、ようやく原稿や写真が私の手を離れて、今やっとホッとしているところです。
※「下版」私も今回初めて知った言葉ですが、すべてのデータ修正が終わり、印刷工程に入ることだそうです。

8月最終週は家族でシンガポール旅行に行きましたが(書籍の話が決まる前から、今年の1月初めにチケットを取っていた)、ホテルのWi-fiでPDFをiPadにダウンロードして赤入れして編集さんに戻したりして、本当にギリギリまで作業していました。Wi-fiのおかげで旅行に行けたと言っても過言ではないかも。

書籍のタイトルは
「このとおりにやれば必ずキレイに写せる 子ども写真の撮り方」です。

間違いなく、ここ数年出ている「初心者向けの子ども写真の撮り方の本」の中で一番分かりやすいですので、今子ども写真の撮り方の本が欲しいと思っている方はあと2週間くらい待っていてください!

この5年半、カメラ初心者の女性(主にママ)向けのレッスンをしてきました。
テキストはレッスン回数を重ねるごとに改良を重ねていましたが、2年半ほど前、延べ1000名くらい教えた時点できちんとした冊子のテキストを作りました。
それがこちらです。
椎名トモミ・子ども写真レッスンテキスト
A5サイズ・24ページのテキスト。

これを作る時点でかなりの人数に教えていましたし、それまでの受講者とのやりとりの蓄積からコンテンツを作ったこのテキストがパーフェクト!と思っていたわけですが、その後2年半経過し「ここの表現を少し変えたほうがもっとわかりやすいのではないか」「もっと良い作例が撮れたので、差し替えたい」という点も出てきていました。

今回の書籍ではそのような点を改良したのはもちろん、5年半・延べ2200名に教えてきたレッスンのエッセンスが詰まっています。
そしてベテランカメラマン薮田織也さんに監修に入っていただいたおかげで、とても完成度の高いものになっています。

私はどうしても「あれもこれも伝えたい」と詰め込み過ぎてしまうタイプで、今回も原稿の時点でかなりたくさんのことを書いていました。
それを薮田さんが「これを書くと初心者は混乱する」とアドバイスをくれたり、私自身が「絶対に必要」と思っていることについてカットするように言われた時は電話で侃々諤々の議論をして、丁寧に内容や言葉を選んできました。

そしてただのカメラの技術書ではなく、子ども写真・家族写真に対しての思いを伝える本になっています。

ぜひ書店で手に取ってご覧ください。

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この記事を書いた人

椎名トモミ
カメラマン・写真講師
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